創設者兼代表あいさつ

あいさつ

はじめまして、私学生団体CORUNUMで代表を務めております、有山太朗と申します。

弊団体は鈴木敦子様ご協力の下、同じく代表を務めております湊茉彩と共に2021年1月に発足した団体であります。

現在は首都圏の各大学、さらには高校からメンバーが集まり、ソーシャルアートプロジェクトを始め、
「お互いの力を活かしあう社会」、また「持続可能な社会」の実現に寄与するべく、一丸となって活動しています。

さて、このページですが、少しだけこの団体の設立経緯、また私自身のお話をさせていただければと思います.
また他のメンバーについてはこちらをご覧ください。

団体設立のきっかけ ~University~

さて、私がこの団体を設立するに至った経緯として重要なものに、
NPO法人ハンディキャップサポートすまいるウィズ代表理事の斎藤様との出会いがあるわけですが、
ここではその前、私が団体を設立するまで抱いていた疑問について、少しお話しさせていただきます。

まず一点目の疑問は大学に関してです。
私が大学に入ってから約2年が経とうとしていますが、私はここまで心の中にモヤモヤが残っていました。
漠然と「なんか面白くないな、思ってたのと違うな。」という意識があったのです。
そこで私は、2年間確かに大学で学業に励んでなにかしている気でいましたが、
まだ何かが足りないのだなとここで考えました。

ここからは私の持論ですが、大学の講義を受けるだけではモノを「知っている」だけ、
「見ている」なのかなと考えています。
というのも、私や友人のレポートの最後やディスカッションのほとんどが「○○が大切である」、
「○○を知る必要がある」のような形で終わっているということに気が付いたからです。

物事を慎重に論理的に論じた上で、この書き方をすることは全く間違いではないと考えますが、
私にはこれが結論を出したのにも関わらず、そこで導き出された最優先事項である
「○○を大切にして行動すること」「○○を世の中に知らせること」をどこにいるかも知らない第三者に投げつけているように見えました。「え、せっかくそこまで知ったのにあとは投げ出すの、、、?」というような感じです。
そこで私は自分の智を行動にできる場があったら良いのにと考えるようになりました。

次に二点目の疑問ですが、これは幼少期のものです。
共生社会や人権、多文化社会が叫ばれる現在、多くの学校でそれに則した授業が行われています。
私も例によって、小中学校ではそのような内容の作文をたくさん書かされてきたわけですが、
そのような場で評価されるのは決まってそのテーマの当事者、もしくは当事者を身内に持つ生徒の作文でした。

そこで「いつもあの人達ばかり評価されるのは変だな」と幼心に思ったのは今でもよく覚えています。
この点だけ見ると、自分の頑張りを評価されない学生がふてくされているように解釈されるかもしれませんが、
ここで私が述べたいのは「マイノリティの『当事者』が自分たちのために声をあげることも大切であるが、
マジョリティがマイノリティのために声を上げること、活動を起こすことはそれ以上に重要である」ということです。
行動変容しなくてはならないのは、マジョリティなわけですから、、、

このような全ての「行動を起こしてみたい」学生のための挑戦できる環境、
「新参者」が新しい切り口から事業を起こす場が欲しいという考えが、具体化したのが当団体です。
そして、この考え方が濃く表れているのが私たちの理念の一つ、Universityです。
この語は一般に「大学」という意でありますが、この言葉の語源は、
ラテン語でuni(1つ)+versus(向きを変える)です。
つまり、それぞれ別々のバックグラウンドを持った人々が智を結集させる場、様々な学びの分野が集まり、
重なり合う場としての一つの目的をもった共同体がunivetsityなのです。

そこでCORUNUMは、様々な背景を持ったメンバーが互いの学びや思いを集約する場となり、
また若者の柔軟な発想を大切にし、さらには新結合、社会の様々な要素をかけ合わせることで、
共生社会の実現のための事業を起こし、拡大、社会貢献を目指そうと考えているのです。

共生社会に対する思い

共生社会

この言葉は実に様々な定義のある言葉だと思います。
ここでは一例として私の考え、合わせて私たちの理念、unityuniqueについて少しお伝えできればと思います。

さて、早速ですが私は「社会的弱者」という言葉があまり好きではありません。
何をもって「弱者」なのだろうか、誰がそれを「弱い」とみなしているのかということを突き詰めて考えると、
現行の社会が原因で生きづらいと感じている人を周辺化している、つまり、社会構成員が勝手に
「彼らは『弱い(適合しない)』のだ」とレッテルを貼っているように感じるのです。

また私は、人間は生まれながらにして、いくつかのカード(個性)を持っており、
それらに本質的な優劣はないものだと考えています。
これは私が幼いころにカードゲームにはまっていた名残かもしれませんが、、、笑

そして、それらのカードは切り方、見せ方によっていくらでも生きる、強くなるのだと考えています。
そのため、私の中の共生社会とは全ての人が自分の持っているカード(個性)の力を
十分に引き出して活躍できる社会であると考えています。

子供っぽい言い回しを避けるなら、マイノリティ、社会的弱者とされる人々が、
サポートによって取り込まれた社会ではなく、それぞれが自分の強みを活かせる社会といったところでしょうか。
つまり、「誰かが誰かを助ける」のではなく、個人同士がお互いを認めあい、
その生きていく力を活かし合って社会を創るイメージです。

そこで私たちはUnityとUniqueという理念を掲げます。

Unityには、人々が一体となって持続可能な社会の実現に取り組むことを目指し、
様々な背景が関わり合う際に生まれる、創発性が大切だという考え方が表現されています。
また、私はそのような多様な人々の関わり合いの中で、お互いの個性を認め合うこと、
お互いの強みを活かすことが共生社会において重要な精神であると考えるのです。

そして、Uniqueは人々の個性や多様性を大切にする精神です。
そのために人々が各々の持つユニークな力を社会のために発揮、表現することのできる社会に寄与するべく、
CORUNUMは日々精進してまいります。

将来どのような活動をしていきたいか

私は当団体を設立するうえで、「パラダイムシフト」という言葉、
またその言葉のきっかけとなったアメリカの科学史家トーマス・クーンの考え方を大切にしています。
彼は著書『科学革命の構造』において「本質的な発見によって新しいパラダイムへの転換を成し遂げる人間の多くが、
年齢が非常に若いか、或いはその分野に入って日が浅いかのどちらかである」と述べており、
また同著書には「様々な分野を巻き込んだ多様性が革新をもたらし得る」との見解という見解を示しています。
このように、学生が新たにこの領域に参画することで、様々な点と点が繋がり、
なにか新しい価値提供の可能性が広がるのではないかと私は考えています。

例えば、経済学者のシュンペーターはこれらの現象を「新結合」の概念でまとめ、
ビートルズが中心地ロンドンではなく、港町リバプールから生まれたことや、
自然選択説が地質学者のダーウィンから提唱されたこと、隕石の恐竜絶滅を提起したのは、
古生物学者ではなく物理学者と地質学者の親子であったことなど、
世紀の発見・改革が「新参者」によって、新たな点が結びついたことで生まれていると指摘しています。

その点において、当団体には様々なバックグラウンドを持つ優れたメンバーがいます。
私は自分にあまり自信を持つことのない人間ですが、唯一誇れることとして、
CORUNUMの設立にあたって素敵なメンバーと出会えたことには自信をもっています。

このメンバーと対話し、切磋琢磨することで、新結合、社会の様々な要素をかけ合わせることで、
共生社会の実現に寄与、社会貢献を目指したいと思っています。
もちろんメンバーも広く募集しているので、ご興味のある方はお問い合わせからお声がけいただけますと幸いです。

最後にメッセージ

まずはここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

かなり長い文章にはなってしまいましたが、当団体の基盤についてお伝えすることができたかと存じます。
当団体は設立まもなく広報力の弱い団体であります。
他のぺージもご覧になったり、SNSをフォローしたりすることで応援していただけますと幸いです。
皆様の力が私どもの力となり、アフリカの子ども達、日本の障がい者施設の子ども達に届くことと思います。
特にInstagramには個性的なアーティストから素敵な写真が寄せられていますので、一度ご覧になっていただきたいです!!

文面上ではございますが、またどこかでお会いできることを楽しみにしております。

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