はじめに
今回はCORUNUMにて定期的に行っている、児童支援施設と学生との交流会について紹介していきます。CORUNUM学生代表の桐原知希(Tomoki Kirhara)です!3月21日に第三回に当たる学生と児童支援施設とのアナログゲーム交流会を開催したため、今回はその事業の紹介をさせていただきます。
児童支援施設で子供たちと学生の交流会!! アナログゲームって何??
この交流会は児童福祉施設の子供たちがいつもいる先生や親だけではない様々な人と関わるきっかけを作るとともに、現代における教育の分野では通常教育と切り離されてしまった、特別支援教育について学生や若者が見直すきっかけを作りたいという思いで始めた交流会です。
昨年夏ごろまではこういった交流会をCORUNUM内部の研修も兼ねて、団体内部限定にして行っていたのですが、昨年の夏ごろから一般の学生に向けて企画を提案してきました。第一回では、アナログゲームの専門店を貸し切りにしまして、施設の子供たちと学生や社会人が子供と関わる場所を創り上げました。
今回は葛飾区の児童支援施設にてイベントを開催しましたが他施設でも開催予定です!
アナログゲームとはカードゲームやボードゲームなどデジタル機器を使わないで行うゲームのことで、5分くらいでできる簡単なものから2時間ほどかかる頭を使うゲームまで様々なものがあります。こういったゲームは児童支援の観点から施設などでも用いられることが多く、コミュニケーションの創出や子供の発達にも効果があるとされています。
第一回のゲーム会では少し長めのゲームを中心に専門店の方から紹介いただき、それを皆で楽しみました。子供だけでなく、学生からも楽しかったとの声を多くいただき、アナログゲームの楽しさを広めるきっかけとなりました。
第二回は昨年の12月に行ったのですが、2日間に分かれて鬼ごっこ大会を開催しました。今回は施設近くの公園で学生15人程度と子供たちが10名程度集まって、だるまさんがころんだと、逃走中を行いました。逃走中では、本格的にハンターの格好に学生が変装して、子供たちを必死で追いかけました。ルールの中で自由に遊ぶというのは子供たちにとっても刺激になることで、非日常的な環境の中で視野を広げるきっかけになってくれたと思います。
二日間のうち私は両方参加させていただいたのですが、二日目が終わった時には結構疲れて家に帰った記憶があります。子供たちと走り回るのは学生にとってもやりがいもあるし、運動不足の解消にもなりますね!(笑)そして今回の第三回は参加する学生の人数をある程度絞って開催しました。今回もアナログゲーム交流会を開催し、子供たちが10名ほどと学生が15名ほど参加しました。今回は施設にて開催したので施設の雰囲気を味わいながら学生・子供共に様々な発見が得られたと思います。特にアナログゲームの中でも少し長めのボードゲームを行ったりすることもありました。
参加する学生もリピートしてきてくださる学生も増えてきて、この交流会自体の活性化が達成されてきました。今回の交流会で皆さんが楽しんでいる様子を写真に収めたので投稿させていただきます!
これまでの3回で合計50名を超える学生に参加いただきまして、その他多くの応募を頂きました。CORUNUMではそれぞれ参加いただいた方々が楽しめるイベントを創出してきました。今後はさらに多くの方の興味が引けるようなイベントを作ってまいりますのでご興味ある方は是非、ご参加いただければと思います!
絶対外さない学生におすすめなアナログゲーム3選
さて、CORUNUMでは数多きに渡り、ゲーム会を開催してきたわけですが今回は学生代表である桐原おすすめのゲームをいくつか紹介させていただきます。どなたでも楽しめるゲームをご用意したので必見です!
今回選んだゲームについては以下の通りになります。
上から3歳くらいから遊べるゲーム
5歳くらいから遊べるゲーム
10歳くらいから遊べるゲームをチョイスしましたので
皆さんの気になるゲームがあったら是非一緒にやりましょう!!
・ナンジャモンジャゲーム
・3秒トライ
・スコットランドヤード
・ナンジャモンジャゲーム
ナンジャモンジャゲームとはロシア発祥のゲームで不思議な生き物たちに名前を付けてその名前をクイズ形式にて当てていくシンプルだけど奥の深いカードゲームです。
参加人数は2人以上であれば何人でもできて小さいお子さんからお年寄りの方まで幅広い方に参加いただけるのが何よりの特徴として挙げられます。
やり方説明!
- カードを中心に円状に囲みます。そしてカードを引く順番を決めます。
- 順番でカードを引いて皆に見える位置に置きます。その時、出たキャラクターが初めて出たカードの場合、名前を付けていきます。
- 次の人がカードを引いたときに以前名前を付けたカードが出た場合、そのカードの名前を呼んであげます。早くその名前を呼んだ人がそのカードを受け取ります。
- 最後までカードを開き終わった時にカードを一番多く持っていた人の勝利!!
暗記力の勝負ではあるものの、とっさに言葉を出す必要があるので子供やお年寄りの方にもたくさんの方に楽しんでもらえるゲームです。実際、自分でつけたものの名前や印象的なものの名前は憶えているのですが、似たような名前だったり、想像しにくい名前だったりすると意外と分からなくなって、老若男女問わず楽しめます!!
さらに、二回戦に挑戦すると一回戦の名前の記憶と二回戦の名前の記憶が混在して事態はさらにカオスになります!!大学生や高校生の皆さんをはじめみんなで楽しめるゲームですので皆さんも是挑戦してみてください!!
また、CORUNUMでは、ナンジャモンジャゲームをオリジナルで作成しております。
日ごろからナンジャモンジャゲームを楽しんでいる方でもCORUNUMのイベントでは新たなキャラクターに出会えます!特にCORUNUMオリジナルデザインは多くの施設の子供たちが描いた絵なのでかわいらしくて不思議な生き物が沢山です!!
・3秒トライ
3秒トライは3人~大人数で遊べる挑戦型のシンプルだけど盛り上がる!そんなゲームです。自分が3秒でできる限界に挑戦します。
大人数で楽しめるかつ、サイズも小さいので旅行バックなどに入れておくとみんなで気軽に楽しめます。自分が大学のサークルにもっていってやった時もかなり盛り上がったので、大学生の自己紹介後のゲームやお花見などの時にもっていってやるのもいいかもしれません!
ルールは簡単、フィジカル・ブレインのどちらかの中からカードを一枚選択してそのお題を3秒間に何回出来るかをみんなで一斉に発表します。その回数が多い人から披露していって、一番多い回数で成功した人がポイントを取ります。この時、同じ回数の人が数名かぶってしまった場合はじゃんけんで順番を決めます。中には少し変わったお題もあってみんなで体や脳を動かしながら競えるそんなゲームです!
私が大学の友人とやった時もこの少し変わったタイマーに興味津々で男女問わず楽しむことができました。
・スコットランドヤード
スコットランドヤードは犯人1人とその他警察に分かれて犯人を協力して捕まえる、少し長めのボードゲームです。各プレイヤーはスコットランド市内を地下鉄・バス・タクシーを使って移動し犯人の居場所を突き止めていきます。しかしながらそれぞれの交通手段はゲーム中に使用できる数が決まっており、それぞれの移動手段を効率よく使わなければなりません。
犯人はカードの数に制限はないのですが、数ターンに一度犯人のいる場所が特定されてしまうため、そのあたりをめがけて追いかけてくる警察チームから逃げなければなりません。中には一度に大きく動ける移動手段もあるため、大きく動けるルートを上手に駆使しながら戦況に応じて行動するのがこのゲームの肝になります。最終的に24ターンの間に警察のだれかと犯人が同じマスに止まれば警察側の勝利で、同じマスに止まることがなければ、犯人側の勝利となります。警察側の人たちは犯人の挙動や視線などを観察しながら話し合い、協力体制を築いていけるかが勝利へのカギを握ります。
スコットランドヤードでは東京版も発売されていて、東京の街を舞台とした逃走劇を楽しむこともできます。こういった、協力型のゲームはだれか一人の指示で動いていても勝てないですからみんなで最善策を模索しながら考えるのが何より楽しいと思います!所要時間は1時間と少し長いですが、是非、家族や友人とやってみてほしいボードゲームの一つです。
まとめ
今回は、アナログゲーム会の活動報告と私のおすすめのアナログゲームについて三つ紹介させていただきました。今後も子供たちや学生だけにとらわれず様々なかかわりを増やし、共生社会並びにSDGsに貢献できるよう様々な企画を考えていきますので今後ともよろしくお願いいたします。最後で精読ありがとうございました。
学生団体CORUNUM 代表 桐原知希
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