SOMPO協働 第一回多世代交流会を開催いたしました!!

こんにちは。CORUNUM代表のTomoki Kirihara(桐原知希)です。CORUNUMでは先日SOMPOケア そんぽの家S木場公園にて多世代交流会を開催いたしました。

1年以上かけて、企画や施設探しをしたこの企画がSOMPOをはじめ多くの施設や団体の皆さんにご協力いただき、ついに対面での開催ができたこと、また、初回にもかかわらずスムーズな進行ができましたこと心より感謝申し上げます。

昨年の12月にはオンラインで企画した交流会イベントですが今回はその反省も生かしながらお子さんもお年寄りの方も楽しめるイベントになりました。

折角なので今回、参加できなかった方のためにもどんなことをしたのかを紹介させてください!

目次

この企画の目的

皆さんは普段どのくらい世代の違う方と話すことがありますか?核家族化が進んだ現代では親子以外で話す機会というのは減少しているのではないでしょうか。

交流会を企画する目的はCORUNUMの理念にアートを通じた共生社会を創るとあるように普段は関ることのない様々な人たちがアートや経験を通じて、互いに理解し合うということにあります。

いつもは小学校で小学生や先生と多くの時間を過ごしている子供たち、いつもは施設で同じ世代の人や職員と多くの時間を過ごしているお年寄りの方々、または私たち学生が、一緒になる一見するとカオスな空間が私たちの目指す共生社会への第一歩となると考え企画させていただきました。
勿論、目的は多世代交流になっていますがそれより前提として、皆さんに楽しんでいただくイベントを創るというのが私たちの使命です。

お年寄りの方だけでなく、子供だけでなく、学生だけでない、全ての世代が楽しめるそんな企画を、時間をかけてたくさん用意してまいりました。

交流会企画について

今回は1つのイベントに対し交流会チームと絵画教室のチームに分かれて企画をしてもらいました。交流会企画では多世代の人がつながりあえるものを企画してもらいました。

まず一つ目に行ったのはお話し企画でした。

アイスブレイクも含めてお子さんたちとお年寄りの方の考え方や昔と今の違いなどについて話します。以前オンラインで行った際にもこの企画を行ったのですが、一方的な話になってしまったという反省が残りました。

そこで今回はCORUNUMのメンバーが事前に施設に伺ってお年寄りの方のお話を聞いてお話の流れを考えたうえスライドを使いながら進行を務めました。お年寄りの方のお話を聞いた後に子供たちや学生に話を振ることで意見交換が生まれ

「意外と昔と今変わらないじゃん!!」とか

「今はそんな風になっているんだ!!」とか

様々な驚きを発見する場所になりました。

(今回使用したスライドの例)

中でも私が最も驚いたのは戦後の食事についてです。戦後の食事がそれは貧しい物でしたというのは学校の授業でも聞くような話ですよね。

特に雑草を食べたという話を聞いたのですがそこで疑問に思ったのはどうやって食べられる雑草を見極めるのか、ではないでしょうか。

実は今回お話をいただいたところによると食べられる雑草の種類というのは学校の授業で教えてもらっていたみたいです。学校で食べられる雑草を教えてもらうというのが個人的には今の感覚からして不思議でした。こういった話は、自分の祖父母以外から聞く場面というのはなかなかないのではないでしょうか。

最近ではYoutube等でもお年寄りの方を取り扱ったチャンネルなども見受けられますが会話ができて意見交換などができるそんな機会はめったにないのではないでしょうか。

続いて、交流会企画で行ったのはなんじゃもんじゃゲームです。

皆さんなんじゃもんじゃゲームはご存じでしょうか??

なんじゃもんじゃゲームというのはカードに十数種類あるカードを皆で一枚ずつ引いて、そのカードに名前をつけていき、そのカードが再び出てきたときに名前を覚えていた人が言う瞬発力と記憶力が試されるカードゲームです。

今回は以前CORUNUMで展覧会を行った際に用いた不思議な生き物たちをカードにして独自で作成したオリジナルなんじゃもんじゃゲームを用いました。

老若男女関らず名前を大声で言ったり、面白い名前を付けてみたり一番、盛り上がった企画となりました。このゲームを知っている子からしても新しいカードでしたし初めてやったお年寄りの方もルールがそこまで複雑ではないので、年齢を超えてカードゲームを楽しむいい機会になったと思います。

最後に皆さんに折り紙を配って好きに絵をかいてもらったり折ってもらったりしました。鶴を折るのが上手な女の子がいて、その子がお年寄りの方や学生におり方を丁寧に教えてくれたのがすごく印象的でした。また、鯉のぼりを作ってくれた子もいたので少し季節外れかもしれませんが紹介させていただきます。

絵画教室企画

交流会の後は絵画教室企画を行いました。CORUNUMのテーマにもあるようにアートには言語にはないコミュニケーションの力が宿っています。絵をかいたり表現をしたりして楽しむだけでなく、自分のことを伝えるきっかけになればと思っています。こちらも企画は大きく分けて二つ行いました。

まず一つ目はスクラッチアートを行いました。スクラッチアートというのは黒いボードに割りばしなどでなぞることで色が出てくる少し変わった紙で自分の描きたいデザインを描くものです。

CORUNUMのInstagramで紹介しているアートの中にもスクラッチアートで描かれたものがありまして、自由度とその手軽さによって多くの方に人気となっています。

お子さんもお年寄りの方も集中してスクラッチアートに励んでいる様子が見られました。結構時間がかかるものではございますので、短い時間の中で完成した人は少なかったですが、中には完成していらっしゃる器用な方もいらっしゃいました。

(完成した作品例)

最後にやった企画は国旗の色を使ったお絵描きでした。絵を描くというだけでなくその国のことを知るいい機会にもなりました。皆さんが思い思いに作品を描いていました。

そのあとは休憩時間をはさみ最後に近くの施設さんタンポポクラブさんとゴスペルをみんなで歌いました。休憩時間中にCORUNUMのメンバーとお子さんとお年寄りの方で絵しりとりをしていたのですがその出来がすごくよかったのでこちらに共有させてください!皆さんはどれがなにか分かりますか??

(絵しりとりの絵)

今後の展望について

今回はSOMPOをはじめとする多くの方の協力のもと対面での第一回多世代交流会を開催させていただきました。SOMPO協働の多世代交流会について次回は3月末に企画予定です。

また、交流会については12月には児童支援施設との冬休みイベント、日程は未定ではありますが足立区での東都生活協同組合(通称COOP)と協働の交流会も企画しております。

詳しい情報についてはHPにて公開してまいりますのでチェックお願いいたします。

次回は今回の反省を生かしてさらに多くの方に楽しんでもらえますようCORUNUM一同で楽しい企画を考えてまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。

最後まで精読いただきありがとうございました。

学生団体CORUNUM代表 桐原知希

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